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応募書類を準備する(2)


Document 2職務経歴書

 応募書類の中で最も重要なのが、職務経歴書だ。
人事担当者にとって、職務経歴書は応募者の能力、可能性を判断する最大の材料になるからだ。
応募者にとっても、自分自身の「見せ場」である。
作成前に、まず自分がやってきた仕事について細かくノートに書き出してみよう。
どんな会社で、業界のシェアはどのぐらいで、どんな仕事をやってきたか、社内外の評価はどうだったか。
その中からアピールポイントを絞っていく。

 職務経歴書には、履歴書のような「定型」はないので、小さな枠にとらわれる必要はない。
書きたい内容を自由に盛り込める利点がある。
ただ、書式が自由なだけに書き方がわからない人も多いだろう。
基本を押さえながらも個性の出る職務経歴書を作成するにはいくつかポイントがある。

 まず白無地の紙を用意し、ワープロで作成する。
A4サイズの紙2、3枚程度が好ましい。
枚数が多ければ熱意があると思われるわけではないので、職歴が少なければ無理にボリュームを増やす必要はない。
和文の場合は「過去から現在」の順で書くが、外資系企業などに和英両方の職務経歴書を提出する場合は、英文に合わせて「現在から過去」で書いてもよい。

 書き方としては「編年体式」と「キャリア式」がある。
必ず盛り込むべき内容は、職歴の詳細、実績、技能・資格の3点。
職歴の詳細の中には、過去の実績を盛り込むこと。
具体的な仕事ぶりがイメージできる記述を盛り込むといいだろう。
ほかに、応募職種、応募動機、キャリアの概略、自己PRなどを書き添えておくのも効果的だ。
複数の職種を経験している場合は、軸となるキャリアを中心にしてまとめ、それ以外は「軸となるキャリアにどう役立ったか」という形で肉づけしていくといいだろう。

 職務経歴書は、その人の経歴や職種によって、それぞれ違った効果的な「見せ方」がある。以下にある書き方のサンプルを参考にして作成のポイントを習得しよう。




SAMPLE1. 営業職の場合「経過」 編年体式

●編年体式の書き方

 現在までの仕事内容が時系列で理解できるように、年代順にまとめる方式。
作成のポイントは次のとおり。

 行間や上下の余白を生かして見やすいフォーマットを作る。
配属や異動、実績などの節目ごとに、個条書きにするとよい。

 初めに職務を簡潔に書き、その後に具体的な実務経験を書く。
部署や会社が変わっていたら、その1行目を太字や下線を用いて見やすくする。

 どの仕事をしていたときに、どんな実績を挙げたかなど、具体的なデータ(「前年比売り上げ20パーセントアップ」など)で示す。

 社外の勉強会、セミナー、研修会への参加など、レベルアップを目指した活動があれば書いてもよい。

 時系列なので長くなりがち。簡潔な文面を心がけること。



●営業職の場合の書き方

 営業職の場合、実績は比較的目に見える形で現れるので文章でアピールしやすい。
盛り込むポイントは、取扱商品、顧客対象(個人・法人の別、性別、年齢層、業界、業態など)、営業方法(個別訪問、ルートセールスなど)、営業実績(売り上げなどの個人実績、社内、部署内での成績順位、相対評価、表彰経験など)の4点。

 そのうち、特にどの点を応募先の会社で生かしたいのかを簡潔にアピールする。
一貫して同じ担当を任されたり、自ら行った業務上の工夫などが効果を上げたなどの例があれば、書いておくとよいだろう。
また、実績となるデータを記した場合は、その目標を達成するためにどんな工夫をしたかについても書き添えておきたい。





SAMPLE2. 技術職の場合「スキル」 キャリア式

●キャリア式の書き方

 過去の経歴をキャリアごとにまとめる形式。
キャリアの段階や中身がひと目でわかるメリットがあり、技術系職種では多く用いられる。
作成のポイントは次のとおり。

 「○○に関するキャリア」などと、技能ごとに区切って書く。
一部に編年体式を用い、そのキャリアがどのように形成されたかを示してもよい。

 希望職種と関連が深い項目については表組みや下線を用いて強調する。
個条書きと表組みのフォーマットを組み合わせる書き方もある。

 プロジェクトチームの人数、目的、企業内での認知度、自分の分担なども明記する。

 資格、表彰歴、著作・論文、取得した特許、加入団体など、スキルに関するものは時期とともに記す。

 最後に、短い自己 PR 文を書き加えて入社意欲をアピールする。



●技術職の場合の書き方

 技術職は専門性が高い職種であることから、技術のジャンルやレベル、開発内容などが全面に出るようなキャリア式でまとめるのが主流。

 なコンピュータ関連分野であれば、過去に経験したシステムの概要、チームメンバー数、自分のポジション、使用機種・言語を横軸に記入するのもひとつの例。
冒頭に時系列で職歴の概略を入れておくと、読み手の理解が深まる。

 技術者であっても、プレゼンテーション力、コミュニケーション力は求められるので、専門用語をどこまで使うかには十分に注意を払いたい。
また、機密事項や進行中の開発に関わる技術分野については、企業名や開発過程など、具体的な情報を明記しないのがベター。



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